STICPAYとは?アカウント作成から入金・出金方法まで徹底解説

STICPAY(スティックペイ)とは、多彩な入出金方法に対応した、便利なオンラインウォレットことです。

現在、ヨーロッパ全域・香港・インド・インドネシア・韓国・ネパール・ナイジェリア・フィリピン・シンガポール・ベトナム・日本など世界各国で利用されています。

電子マネーに近いものですが一般的な電子マネーとは違い、以下のようなさまざまな用途に利用可能です。

  • 個人間でのお金の受け渡し
  • ショッピングの決済のほか
  • 海外FX業者との入出金
  • オンラインカジノとの入出金
  • ブックメーカー(合法賭博サイト)との入出金

STICPAYは、海外企業との入出金・決済にかかる手間・時間・コストを大幅に節約できるため、今では海外FXトレーダーの間でも欠かせないサービスとなりました。

この記事ではSTICPAYの活用方法と、アカウント作成から出金方法までの手順を分かりやすく解説します。

 

もくじ

STICPAYとは?

STICPAYのメリット|国内銀行やATMから入出金可能

STICPAYのメリット

  • 複数の海外FX業者との入出金方法を一本化できる
  • 海外銀行送金より入出金手数料が圧倒的に安い
  • 口座反映・着金が即時
  • クレジットカードや国内送金で入金できる
  • 国内銀行送金で出金できる
  • 法定通貨・仮想通貨と簡単に両替できる
  • 公式サイト・サポート・サービスがすべて日本語対応

STICPAYの主なメリットは上記の通り。

オンラインウォレット共通のメリットもいくつか含まれていますが、「日本語に対応している」という点が STICPAYの魅力です。

また、STICPAYは2020年2月より、法定通貨・仮想通貨の両替も利用できるようになりました。両替バターンは以下の通りです。

  • 法定通貨⇄法定通貨
  • 仮想通貨⇄仮想通貨
  • 仮想通貨⇄法定通貨

対応通貨は以下の通りです。通貨ごとにウォレットを作成すれば、いつでも好きな通貨に両替することが可能です。

法定通貨

日本円(JPY) フィリピンペソ(PHP)
米ドル(USD) タイバーツ(THB)
ユーロ(EUR) ベトナムドン(VND)
豪ドル(AUD) マレーシアリンギット(MYR)
カナダドル(CAD) インドネシアルピア(IDR)
ポンド(GBP) インドルピー(INR)
スイスフラン(CHF) カンボジアリエル(KHR)
ハンガリーフォリント(HUF) ネパールルピー(NPR)
ポーランドズヴォティ(PLN) トルコリラ(TRY)
中国人民元(CNY) UAEディルハム(AED)
香港ドル(HKD) メキシコペソ(MXN)
韓国ウォン(KRW) チリペソ(CLP)
ロシアルーブル(RUB) アルゼンチンペソ(ARS)
シンガポールドル(SGD) ペルーソル(PEN)
ニュージーランドドル(NZD)

仮想通貨

ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH)
ライトコイン(LTC) テザー(USDT)

※2020年4月時点

 

STICPAYが使える海外FX業者|現在急増中

上記はSTICPAYが使える主な海外FX業者です。

STICPAYはこれまで限られた業者でしか利用できませんでしたが、今では非常に多くの海外FX業者に普及しました。

  • STICPAY

STICPAYが使える業者は、公式サイトのどこかに上記のロゴマークが表示されているはずなのですぐにわかると思います。

  • bitwallet
  • Perfect Money
  • WebMoney

そのほかにも、bitwallet(ビットウォレット)PerfectMoney(パーフェクトマネー)WebMoney(ウェブマネー)といったオンラインウォレットもありますが、手数料が安く日本語に対応しているのはSTICPAY・bitwalletです。

  • NETELLER

    日本撤退

  • Skrill

    日本撤退

ちなみに、以前まで海外FX業者の入出金方法として普及していたNETELLER(ネッテラー)Skrill(スクリル)というオンラインウォレットは日本から撤退してしまいました。(現在も入出金方法として残っている海外FX業者もありますが日本居住者は利用不可)

近年、マネーロンダリング防止の観点から金融機関への規制は厳しくなる一方で、オンラインウォレット・海外FX業者もその煽りを受けています。

その影響で「これまで海外FX業者との入出金に利用できていた入出金方法が使えなくなった」「入金方法と出金方法は同一でなくてはならないなどのルールが新設された」など、トレーダーも無関係ではいられません。

ただ、一般トレーダーとしてはそんな事情は知る由もありませんので、海外FX業者が入出金ルール・サービスを頻繁に変更することによって、入出金トラブルへと発展してしまうケースも増えているようです。

そんな中、少しでも入出金の利便性を向上させるため海外FX業者は日々さまざまな入出金方法を模索しており、現在は「ようやくSTICPAY・bitwalletに落ち着いた」といった感じです。

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手数料・反映時間|手数料はbitwalletより割高

海外FX業者との入出金にSTICPAYを使った場合、実際にどのくらいの入出金コストがかかるのか見てみましょう。

STICPAYの入金・出金・送金にかかる手数料と反映時間をそれぞれまとめました。(2020年4月時点)

入金

入金手数料 反映時間
国内銀行送金 2% 数時間
海外銀行送金 1% 3〜5営業日
VISA 3.85% 即時〜30分
MasterCard
UnionPay 1.5%
ビットコイン 1%
ライトコイン
イーサリアム
テザー

出金

出金手数料 反映時間
国内銀行送金 1.5%+800円 1~2営業日
海外銀行送金 5% 3~5営業日
ビットコイン 1% 即時~30分
ライトコイン
イーサリアム
テザー

送金

送金手数料 反映時間
個人から個人へ 1%
上限35ドル(約3,800円)
即時~30分
個人からマーチャントへ
(法定通貨)
2.5%+0.3ドル(約32円)
個人からマーチャントへ
(仮想通貨)
1.8%

※1ドル=107円で円換算

STICPAY⇄海外FX業者

入金時のみ2.5%+0.3ドル

(入出金時に海外FX業者側で別途手数料が発生する場合あり)

STICPAY(ウォレット)と海外FX業者との入出金にかかるコストは上記の通り。

これはどこの業者でも同じです。

ユーザー⇄STICPAY

国内銀行送金:入金時2%出金時1.5%+800円

(入金時の銀行振込手数料は別途自己負担)

ユーザーとSTICPAY(ウォレット)との入出金には、国内銀行送金を利用するのがベストです。入金時は2%・出金時は1.5%+800円の手数料が発生します。

STICPAYの手数料体系は、ほとんどが入出金額に対し◯%と決まっているため、入出金額が高額になるほど手数料も高くなっていきます。

入出金額がだいたい1万円以上であればSTICPAYよりもbitwalletのほうがお得、入出金額が1万円以下であればbitwalleよりもSTICPAYのほうが多少お得です。

ちなみに、海外銀行送金はSTICPAYの手数料のほかに、銀行でもリフティングチャージが2,000〜4,000円程度かかるので問題外。

また、クレジットカード・デビットカード(VISA・MasterCard・UnionPay)も入金手数料は高いですし、出金には使えないため結局のところ銀行口座を用意しなくてはいけません。

クレジットカード・デビットカードで入金するならSTICPAYを経由せず、手数料無料の海外FX業者で直接手続したほうが圧倒的にお得です。

 

海外FX業者の入出金方法の選び方・STICPAYの活用シーン

海外FX業者の入出金方法は、以下の順番で選ぶのがオススメです。(2020年4月時点)

  1. 手持ちのクレジットカード等で入出金は可能か?
  2. 国内銀行送金での入出金は可能か?
  3. bitwalletでの入出金は可能か?
  4. STICPAYでの入出金は可能か?

つまり、「手持ちのクレジットカード・国内銀行送金・bitwalletは使えないが、STICPAY・PerfectMoney・WebMoneyなど複数のオンラインウォレットが選べる業者との入出金」が、STICPAYの活用シーンというわけです。

本来、海外FX業者との入出金方法としては、クレジットカード・デビットカードを使った入出金がベスト。

手数料無料かつ口座反映も即時ですし、ほとんどの海外FX業者で利用できます。(出金のタイミングやカード会社の締日の関係で、出金時のみ口座反映に数ヶ月かかる場合あり)

ただ、業者によって対応しているブランドが違いますし、カード会社によっては対応ブランドを使っても入出金に使えない場合もあるので注意してください。

また、クレジットカード・デビットカードで出金できるのは入金額までです。利益分はオンラインウォレットや別の出金方法を選択しなくてはいけません。

そこで「手持ちのカードが使えない場合」「利益分の出金方法」として最もオススメなのが最も手数料のお得なbitwalletです。

クレジットカード・デビットカードよりは多少入出金コストはかかりますが、それでも海外銀行送金よりは断然安く口座反映も即時です。

ただ、bitwalletが使えない業者もまだまだあります。そんな時に、その業者がSTICPAYに対応していればラッキー。

STICPAYは、bitwalletの次に使いやすいお得なオンラインウォレットです。

 

運営会社とライセンス|STICPAYは信頼性の高いサービス

結論から言うと、STICPAYは信頼性が高く安心して資金を預けられる優れたサービスです。

運営会社は2017年にサービスを開始した「STIC FINANCIAL LTD」で、現在の拠点はキプロスイギリスにあります。

電子マネー発行の承認はイギリスのFCA(Financial Conduct Authority:金融行動監視機構)で取得済。

FCAは日本の金融庁と同じくらい審査・規制が難しいことで有名な金融ライセンスです。

また、STICPAYはイングランドプロサッカーリーグに加盟するプロサッカークラブ「サンダーランドAFC」とスポンサー契約を結んでいたり、、、

「Traders Awards 2019」や「Future Digital Award for ‘Best Digital Wallet 2019」といった受賞歴もあります。

これらはすべて「高い水準を満たす真っ当な企業」でなければ実現できません。

 

STICPAYアカウントの登録手順

ここではSTICPAYのアカウント登録の手順を解説します。

大まかな手順は以下の通りです。

  1. アカウント作成
  2. 各種証明書の提出
  3. 出金先銀行口座の登録
  4. 2段階認証の設定

また、あらかじめ以下の書類の画像データを用意しておいてください。

必要書類

身分証明書

  • パスポート
  • マイナンバーカード(両面)
  • 運転免許証(両面)

居住証明書(発行から3ヶ月以内のもの)

  • 公共料金領収書(電気・ガス・水道・電話)
  • クレジットカード利用明細書
  • 銀行明細書
  • 納税証明書
  • 住民票

ウォレットにクレジットカード・デビットカードで入金する人は、カード両面の画像データも必要です。

カード表面

カード表面(必要であれば裏面)にあるカード番号2〜12桁を隠す。

カード裏面

カード裏面にある3桁のCVV番号を隠す。

カード裏面の署名は必須。

 

手順①アカウントの作成

STICPAY公式サイトより口座開設をクリックしてください。

 

必要事項を入力します。

名前・苗字はアルファベットで入力、ウォレットのログインパスワードはアルファベット大文字・小文字・数字を含む、8〜16桁で設定してください。

通貨は基本的に日本円でOKです。(後から通貨ごとにウォレットを追加可能)

 

上記4箇所にチェックを入れて次へボタンをクリックしてください。

 

SMS認証を行います。

頭の0を省略した携帯電話番号(080XXXXXXXXなら80XXXXXXXX)を入力し認証コード送信をクリックしてください。

 

スマホ・携帯電話のショートメール届く6桁の認証コードを画面に入力し、上記のチェックを入れ次へをクリックしてください。

 

これでアカウントが作成されました。

そのままマイページに移動をクリックしてください。

 

手順②各種証明書の提出

あらかじめ用意しておいた必要書類の画像データをアップロードします。

 

マイページ上部にある必要な書類をご提出ください。をクリックしてください。

 

身分証明書の種類を選択し有効期限(有効期限がなければ下部のチェックを入れる)・固有番号を入力、身分証明書の画像データは検索ボタン(画像矢印)をクリックして両面別々にファイルを指定してください。

 

居住証明書記載の住所をアルファベットで入力、画像データは先ほどと同じように検索ボタン(画像矢印)をクリックしてファイルを指定してください。

 

上記のチェックを入れ、次へボタンをクリックしてください。

 

以上で必要書類の提出手続は完了です。あとは承認を待ちます。

審査状況はマイページで確認でき、メールでも「審査中」「審査完了」のお知らせが届きます。

 

手順③出金先銀行口座の登録

資金の出金先口座も一緒に登録してしまいましょう。

 

マイページ左側メニューより出金>国内銀行出金口座管理を選択し、銀行口座の追加ボタンをクリックしてください。

 

銀行口座情報を入力します。

支店名は漢字とアルファベット両方入力してください。

最後に保存をクリックすれば登録完了です。

 

手順④2段階認証の設定

STICPAYでは、2段階認証を設定して不正ログイン防止対策が可能です。

認証方法は3種類の中から選択できますが、ここではGoogle認証システムというスマホアプリを使った方法を解説します。

 

マイページ左側メニューより設定>2段階認証を選択してください。

 

OTPアプリケーションの箇所にある設定をクリックすると、上記①〜④のような画面が表示されます。

まず、①の箇所にあるGoogle認証システムをスマホにインストールしてください。

次に、②の箇所にあるバックアップコードをメモや画面キャプチャをするなどして控えてください。(万が一の際の復旧作業に必要です)

 

Google認証システム初回起動時には、自動的にアカウント追加画面(画像左)が表示されるのでバーコードをスキャン(画像左)を選択してください。

スマホのカメラが起動するので、先ほどのSTICPAYマイページにあった③QRコードにカメラをかざせば勝手にアカウントが認識され、Google認証システムに6桁の確認コード(画像右)が表示れます。

6桁の確認コードは数秒ごとに自動更新されるので、制限時間内にマイページ④の箇所に入力してください。

 

STICPAYのパスワードを求められるので入力し、次へをクリックしてください。

 

これで2段階認証の登録完了です。

次回からSTICPAYマイページにログインする際、毎回Google認証システム認証コードの入力を求められます。

 

入金手順(国内銀行口座→STICPAY→海外FX業者)

海外FX業者にSTICPAYを使って資金を入金する大まかな手順は以下の通り。

海外FX業者側とSTICPAY側でそれぞれ手続が必要です。

  1. STICPAYのウォレットに資金を入金する(国内銀行口座→STICPAY)
  2. 海外FX業者のマイページで入金手続をする(STICPAY→海外FX業者)

 

手順① STICPAYに資金を入金する(国内銀行送金の場合)

まずは、STICPAYのウォレットに資金を入金しましょう。

ここでは便利な国内銀行送金のパターンで解説します。

マイページ左側メニューより入金>国内銀行送金を選択すると振込先口座情報が表示されるので、この口座に資金を振り込みます。

その際、振込人名義を「ウォレット番号+口座名義」となるようにしてください。

国内銀行送金の場合、1回あたりの入金額可能額は5,000円〜1,000,000円です。

 

手順②海外FX業者に資金を入金する(AXIORYの場合)

次に、海外FX業者で入金手続をしましょう。

ここではAXIORYを例に手順を解説します。

 

AXIORYのマイページにログインします。

 

入金したい取引口座を選び入金をクリックします。

 

STICPAYを選択します。

 

金額を入力し、スティックペイへ入金するボタンをクリックします。

 

自動的にSTICPAYのページが表示されるので、メールアドレスパスワードを入力してログインします。

 

スマホのGoogle認証システムより認証コードを取得し画面に入力します。

 

あとは次に表示される最終確認画面を進めば入金手続完了です。

 

出金手順(海外FX業者→STICPAY→国内銀行口座)

ここではSTICPAYを使った出金手順を解説します。

大まかな流れは以下の通り。入金と同じように海外FX業者側とSTICPAY側でそれぞれ手続が必要です。

  1. 海外FX業者のマイページで出金手続をする(海外FX業者 →STICPAY)
  2. STICPAYに着金したら銀行口座に出金する(STICPAY → 銀行口座)

 

手順①海外FX業者から資金を出金する(AXIORYの場合)

まずは、海外FX業者で出金手続をしましょう。

ここではAXIORYを例に手順を解説します。

 

AXIORYのマイページにログインします。

 

出金したいアカウントを選択し出金をクリックします。

 

STICPAYを選択します。

あとは次の画面で出金額を入力し、スティックペイで出金するをクリックすれば出金申請完了です。

STICPAYに着金するまでの所要時間・所要日数は海外FX業者によって異なります。

 

手順② STICPAYから資金を出金する(国内銀行送金の場合)

STICPAYに資金が着金したら、必要に応じてSTICPAY側でも出金手続をしましょう。

国内銀行送金での振込みがオススメです。

ここでは便利な国内銀行送金のパターンで解説します。

 

マイページ左側メニューより出金>国内銀行送金を選択します。

出金するウォレットを選択し金額を入力したら、次へボタンをクリックしてください。

国内銀行送金の場合、1回あたりの出金額可能額は3,000円〜990,000円です。

あとは次に表示される最終確認画面を進めば出金手続完了です。

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